ワーキングメモリとは
頭の中の机を広げる
※ワーキングメモリを鍛える方法については色々あるものの、これなら間違いないという方法は今のところありませんので試してみて、効果があると感じたら続けてみる。ことで自分に合った方法を見つけていただけたら幸いです。
Dual-N-Back Training(DNB)
DNBはIQを上げることを目的に作られたゲームです。
ミシガン大学の実験で1日15分間、1ヶ月やり続けた所、問題解決のIQが5ポイント上昇したそうです。
メンタリストのDaiGoさんが制作したアプリが取り組みやすかったので気になる方はやってみてください!
結構難しいです。。
マインドフルネス
2013年の論文では1日20分、2週間マインドフルネスを続けた所、ワーキングメモリが良くなりGREの成績があがったらしいです。
GRE(ジーアールイー、Graduate Record Examination)は、教育試験サービス(ETS)が実施する、アメリカ合衆国やカナダの大学院へ進学するのに必要な共通試験である。
1日20分でワーキングメモリへの良い影響があることがわかったので、1日のマインドフルネスの目標目安を20分に設定してみるのも良いかもしれません。
マインドフルネスを一言で説明すると『自分の思考に判断を挟まずに気づくこと』です。
メジャーな方法としては
呼吸を深く吸って、深く吐くことに集中。
その際に頭の中に浮かんできたこと(モンキーマインドと言います)に判断せずに気づく。
モンキーマインドに気づいたら呼吸に集中を戻す。
という流れになります。
1日20分やってみてワーキングメモリを鍛えましょう。
※マインドフルネスの記事も書いているのでこちらも是非!
早歩き
マックス・プランク研究所の実験では速いスピードで歩いた人ほどワーキングメモリのスコアが良かったそうです。
早歩きにはストレスを減らす効果もあることが分かっています。
頭も良くなり、ストレスも減らすことができる早歩きは強いですね。
普段の歩行を、早歩きに変えてみましょう。
意識するだけでは、すぐに忘れてしまうので早歩きできた日を記録できると尚良いです!
頭の中の机を整理する
ワーキングメモリの消耗を抑えることによって、脳に余裕を持たせるという考え方もできます。
頭の中の机に物を置かないというイメージです。
情報を整理するテクニックについて解説していきます。
パーキングロット
このテクニックは本来議論するときに議題とは関係の無い、横道に逸れた話は記録だけしておくというテクニックです。
これを仕事、私生活でも応用させます。
タスクをしているときに、いろいろな思考が入ってくると思います。
・「あれ買いにいかないと!」
・「あの人からの、返信まだかなー」
これらの思考を記録だけして、作業に戻るというテクニックです。
記録することによって、頭の中を整理しておきましょう。
1-10-1法
1分のタスクは今すぐに終わらせる。
10分のタスクは10分タスクの時間に終わらせる。
1時間以上のタスクは2~3日後の予定に埋め込む。
というテクニックです。
1分のタスクは今すぐに終わらせるというのはわかりやすいと思います。
10分タスクの時間とはなんでしょうか。
10分タスクをまとめてやるための時間です。まず、その時間を確保する事が必要となります。
タスクに集中しているときに10分のタスクが出てきたら、そのタスクは10分タスクの時間で終わらせましょう。
1時間以上のタスクは2~3日後の予定に埋め込みます。
このようにすることで、情報を整理することができ、ワーキングメモリの消耗を抑えることができます。
参考文献
https://yuchrszk.blogspot.com/2014/04/blog-post_2238.html
https://yuchrszk.blogspot.com/2016/11/2016_30.html
https://home.hiroshima-u.ac.jp/hama8/working_memory.html
https://careerlab.tenshoku.mynavi.jp/column/column-9650/
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習慣化ラボ編集部
一つでも実践できる知識がありましたら幸いです。