ワーキングメモリの向上で生産性が上がる!【トレーニング方法まとめ】

この記事を読むことによって『ワーキングメモリとは何か』『ワーキングメモリを鍛える方法』がわかるようになります。

ワーキングメモリとは

ワーキングメモリとは一時的に情報を記憶・処理する能力のことを指します。
脳の前頭葉の働きと関連しており、思考と行動の制御を行う機能の一つであると考えられています。
ワーキングメモリは、頭の中の机のようなイメージです。
 
ワーキングメモリが低いと机が小さくなるので置ける情報の量が減ります。
多くの情報をインプットすると机から情報が落ちてしまうのです。
同時に色々なものを置けないので、忘れ物を頻繁にしたり、何を話していたか分からくなるなどの困りごとが増えてきます。
仕事でも、複数の資料をまとめたり、指示を的確に読み取ることができなくなります。
逆に頭の中の机のサイズを広くし、机を整理することによって頭が良くなり、生産性が高まります
頭の中の机を広げる方法について紹介していきます。

頭の中の机を広げる

※ワーキングメモリを鍛える方法については色々あるものの、これなら間違いないという方法は今のところありませんので試してみて、効果があると感じたら続けてみる。ことで自分に合った方法を見つけていただけたら幸いです。

Dual-N-Back Training(DNB)

DNBはIQを上げることを目的に作られたゲームです。

ミシガン大学の実験で1日15分間、1ヶ月やり続けた所、問題解決のIQが5ポイント上昇したそうです。

メンタリストのDaiGoさんが制作したアプリが取り組みやすかったので気になる方はやってみてください!

結構難しいです。。

マインドフルネス

2013年の論文では1日20分、2週間マインドフルネスを続けた所、ワーキングメモリが良くなりGREの成績があがったらしいです。

GRE(ジーアールイー、Graduate Record Examination)は、教育試験サービス(ETS)が実施する、アメリカ合衆国やカナダの大学院へ進学するのに必要な共通試験である。

出典:wikipedia

1日20分でワーキングメモリへの良い影響があることがわかったので、1日のマインドフルネスの目標目安を20分に設定してみるのも良いかもしれません。

マインドフルネスを一言で説明すると『自分の思考に判断を挟まずに気づくこと』です。

メジャーな方法としては

呼吸を深く吸って、深く吐くことに集中。

その際に頭の中に浮かんできたこと(モンキーマインドと言います)に判断せずに気づく。

モンキーマインドに気づいたら呼吸に集中を戻す。

という流れになります。

1日20分やってみてワーキングメモリを鍛えましょう。

※マインドフルネスの記事も書いているのでこちらも是非!

瞑想・マインドフルネスの効果がすごい!【科学的な根拠がわかる】

早歩き

マックス・プランク研究所の実験では速いスピードで歩いた人ほどワーキングメモリのスコアが良かったそうです。

早歩きにはストレスを減らす効果もあることが分かっています。

頭も良くなり、ストレスも減らすことができる早歩きは強いですね。

普段の歩行を、早歩きに変えてみましょう。

意識するだけでは、すぐに忘れてしまうので早歩きできた日を記録できると尚良いです!

頭の中の机を整理する

ワーキングメモリの消耗を抑えることによって、脳に余裕を持たせるという考え方もできます。

頭の中の机に物を置かなというイメージです。

情報を整理するテクニックについて解説していきます。

パーキングロット

このテクニックは本来議論するときに議題とは関係の無い、横道に逸れた話は記録だけしておくというテクニックです。

これを仕事、私生活でも応用させます。

タスクをしているときに、いろいろな思考が入ってくると思います。

・「あの仕事やらないとな」
・「あれ買いにいかないと!」
・「あの人からの、返信まだかなー」

これらの思考を記録だけして、作業に戻るというテクニックです。

記録することによって、頭の中を整理しておきましょう。

1-10-1法

1分のタスクは今すぐに終わらせる。
10分のタスクは10分タスクの時間に終わらせる。
1時間以上のタスクは2~3日後の予定に埋め込む。

というテクニックです。

1分のタスクは今すぐに終わらせるというのはわかりやすいと思います。

10分タスクの時間とはなんでしょうか。

10分タスクをまとめてやるための時間です。まず、その時間を確保する事が必要となります。

タスクに集中しているときに10分のタスクが出てきたら、そのタスクは10分タスクの時間で終わらせましょう。

1時間以上のタスクは2~3日後の予定に埋め込みます。

このようにすることで、情報を整理することができ、ワーキングメモリの消耗を抑えることができます。


いかがだったでしょうか?
今回は、頭の中の机のサイズを広くする方法・机を整理する方法について解説していきました。
実践していただき、自分に合った方法が見つかると幸いです!

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